Medical staff メディカルスタッフ職

管理栄養士Registered dietitian

職種概要

“栄養状態の把握と管理”が医療の場で求められています。

診療報酬制度において栄養サポートチーム加算として評価されているように、入院患者さんの栄養管理は病院の栄養部門にとって重要な仕事の一つです。従来の集団栄養管理に加え、患者さん個々の症状や希望に合わせた栄養管理を、医師、看護師などのメディカルスタッフと緊密な連携をとりながら「治療の一環」として行っており、診療報酬も設定されています。病院栄養士の責任は大きいですが、やりがいもまた大きいと言えます。

管理栄養士の仕事

国立病院機構での管理栄養士業務から得られた情報は、各種統計・経営分析、研究会・学会などで活用・発表され、それが自己評価にも繋がっています。仕事の内容は以下のように大きく3つに分けられます。

1. 患者さんの栄養状態の把握と病態栄養管理業務

栄養管理はすべての治療の基本であり、治療においてとても重要なことです。病院には様々な患者さんが入院されますが、医師、看護師をはじめ、他のメディカルスタッフとともに協力し、入院時の栄養状態の評価やその評価に基づく栄養管理計画の作成、実施により栄養状態の維持・改善をはかり治療につなげています。

2. 栄養食事指導

マスコミから様々な栄養・食事情報が流されていますが、プロとしてEBM(Evidence Based Medicine)を考えて指導を行い、その結果を評価する必要があります。

3. 献立や食事提供に関する給食管理業務

食事は入院中のアメニティの大きな要素であり、退院後の食事療法の指標としても大変重要です。

先輩からのメッセージを見る

研修・キャリア

採用後の教育研修

国立病院機構本部が開催する全国的なものや各グループが主催するものがあり、NST実習技能研修をはじめ、医師・看護師・メディカルスタッフも含めた研修を開催しています。NST実習技能研修に参加した多くの管理栄養士はNST専門療法士を取得して栄養サポートチームの中心として活躍しています。また、国立病院機構独自の国立病院総合医学会や職域団体主催の国立病院栄養研究学会が開催され、若手管理栄養士の研究発表の場となっています。臨床栄養学会、病態栄養学会、日本静脈経腸栄養学会、日本糖尿病学会などについても、各自意欲的に参加しています。

管理栄養士の資格取得状況(2018年11月現在)

    • 日本糖尿病療養指導士
    • 病態栄養専門士
    • NST専門療法士
    • NSTコーディネーター
    • TNT-D
    • 健康運動指導士

など、その他多数の資格を取得しています。

採用応募について

募集要項

募集要項を見る

応募方法

マイナビ2025にて会員登録をする必要がございます。

マイナビ2025

採用システム(採用候補者登録選考について)

  • 国立病院機構近畿グループでは、近畿グループ管内の20病院で勤務するコメディカル職員の採用について、各職種ごとに採用候補者登録選考を実施しています。
  • 採用候補者登録選考とは、採用を決定する試験ではなく、近畿グループ管内の20病院で勤務する管理栄養士に欠員が生じた場合、採用する者を登録するための試験です。

採用データ

募集職種 管理栄養士(常勤職員)
業務内容 給食業務、病態栄養業務、栄養指導 など
勤務地 近畿グループ管内20病院
  • 近畿グループ20病院のご紹介
  • 募集中の職種一覧