担当理事挨拶

Greeting

Message

メッセージ

医療のあるべき姿について話し合える
「心理的安全性」の高い職場づくり

独立行政法人国立病院機構近畿グループのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
国立病院の歴史は、戦後の混乱期に国民の健康と生命を守るために築かれた医療体制に端を発します。以来、私たちは結核や感染症、重症心身障害、筋ジストロフィー、てんかんなど、政策医療の中核を担い、国民の命と暮らしを支える責務を果たしてまいりました。平成16年の独立行政法人化を契機に、地域とともに歩む公的医療機関として、健全な経営のもとに患者さんの目線に立って懇切丁寧に医療を提供し、質の高い臨床研究、教育研修の推進につとめ、より自律的で持続可能な体制の構築を進めています。
国立病院機構は全国140病院を6つの地域グループに分けて運営しています。その一つである近畿グループは福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の2府5県にまたがる20の病院で構成されています。それぞれの病院が、地域医療の中でしっかりとその役割を果たすとともに、専門医療の提供、地域包括ケアへの貢献、災害医療の担い手として多岐にわたる活動を展開し、地域社会に貢献しています。
医療技術がより高度化していく一方で、医療財政負担の問題、高齢者医療へのニーズの高まり、少子化が進む中での医療従事者の確保等、いま医療は難しい課題に直面しています。そうした状況にあっても、病院は、患者さんにとって安心して治療に臨める場所であり続けなければなりません。そのためには、職員が互いの専門性を尊重し、それぞれが感じたことを率直に語り、多角的視点に立って自分達の医療のあるべき姿について話し合える「心理的安全性」の高い職場づくりが重要と考えています。
これからも、国の政策医療を支える使命を胸に、地域の皆様に信頼される医療の提供に努めてまいります。変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

国立病院機構近畿グループ
担当理事 松村 泰志

About us

近畿グループについて

日本最大の病院ネットワークを持つ国立病院機構は、全国を6つのグループに分けて運営しています。近畿グループはその一つで、近畿地方の2府5県(福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)で、20の病院を擁しています。

What we Do

私たちの活動

近畿グループは、各病院の機能を最大限に発揮するため、その運営を支えています。