Medical staff メディカルスタッフ職

理学療法士Physical therapist

東近江総合医療センター
奥脇基
  • 2018年入職

「仕事も、職場も、楽しい!」と就活中の後輩に伝えたいほど、充実しています。

理学療法士という職業を初めて知ったのは高校時代です。部活のバスケットで右足首を痛めてしまったとき、早く復帰したい一心で色々と調べていて知りました。大学で専門的に学び始めて、リハビリにも色んな職種があることを知りましたが、自分の中では一番早く目につき、て運動の基本動作に深く関わっているので、迷わずこの道を選びました。
国立病院機構は実習で学生時代に来たことがあり、最初から興味を持っていました。その後、大学の先生とも相談して、第一候補として就活をしました。志望の最大の理由は、国立病院機構が神経難病や癌、呼吸器など、多種多様な領域の難病に関わっている医療機関で、臨床家としての成長に一番適していると思ったからです。
学生時代に4年間学んできたことが実際の治療に反映できています。患者さんの機能回復をサポートしているという実感があるので、とても楽しくやりがいがあります。もちろん初めての経験で戸惑うこともたくさんありますが、先輩や上司、他職種の方々から支援いただけるので、不安を感じたことはありません。特に科内の人は皆親身になって教えてくださるので、毎日とても充実しています。この環境、この仕事の素晴らしさをぜひ後輩にも伝えたいです。

現場での気づきを大切にしたいと思っています。

初任地の東近江総合医療センターは急性期医療が中心です。基本的にどの患者さんも最長2週間で退院されます。しかし近隣の医療機関と協力して、地域連携ケアシステムを推進しているので、退院後も連携先の回復期病棟や地域包括病棟に転院されてリハビリを続けられる方がいらっしゃいます。私も入職して初めて知ったのですが、この地域連携のおかげで、担当していた患者さんの退院後の経過を知ることができます。
仕事では、やはり患者さんと接しているときが一番多くのことが学べます。例えば、立てる、歩けるといった機能が目に見える形で進んだときや、患者さんの顔に喜びや満足した表情が現れたとき、それまでのリハビリの効果が確信できます。逆に自分がくじけそうだと思うときには、患者さんの方がもっと大変なのだと思い直して自分を正しています。

恵まれた環境で成長できる喜び。

入職前は初めて一人暮らしをするので少し不安もありました。しかし国立病院機構は社宅や住宅手当などの制度が整っていて、職場環境もいいので、今は色んな面で恵まれていると思っています。有休制度も充実してプライベートの予定が立てやすく、オフの間に色んなことに挑戦しています。
今の職場には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのセラピストが11名います。お互いの技術を向上させるため、院内で自主的な勉強会を開いています。機構内で開催される講習会にも積極的に参加しています。また、職場の先輩からは、リハビリ中の態度や人間性に刺激を受けることが多々あります。同じ職場で時間を共有しているだけでも、自分の成長につながっていると思っています。
今後は、慢性期の病院など他の医療施設でも経験を積みながら、さまざまな疾患や症状からのリハビリ方法を学んでいきたいです。そしてマルチで活躍できる理学療法士となって、職場の上司や先輩方のように、やさしく頼もしい人材になりたいと考えています。

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