Medical staff メディカルスタッフ職

保育士Childminder

兵庫あおの病院
三村仁美
  • 2019年入職

念願の国立病院機構の保育士として入職。試行錯誤しながらも、現在進行形で成長を実感しています。

保育士資格取得後に、民間の保育園で勤務していましたが、入退院を繰り返す重度の障害を患っている家族が身近にいて、以前より、障害児(者)への支援をしたいと考えていました。 そんな中、障害児(者)を病院で療育支援する保育士がいることを知ったときに、「これだ!」と直感し、国立病院機構で勤務したいと強く思いました。
そして、5年間の勤務を経て国立病院機構近畿グループに転職し、現病院で念願の保育士として働くことになりました。現在は、療育指導室に所属し、児童指導員の方と一緒に入院・在宅の重症心身障害児(者)の方々へ療育支援をする毎日を送っています。
一口に重症心身障害といっても障害状況は実にさまざまです。国立病院機構の保育士は、低年齢児から高齢者と非常に幅広い年齢層の患者さんを対象としており、一人ひとりに対する丁寧な対応力が求められます。最初は、すべてが初体験のため戸惑うことばかりでしたが、試行錯誤を繰り返しながら徐々に患者さんそれぞれの個性を把握できるようになりました。
今では、何気ない態度や表情の少しの変化にも気付けるようになり、よりよい療育支援を出来るようになったと感じています。

できるだけ患者さんに「楽しみ」を提供したい。そんな想いで頑張っています。

療育には、音楽療法やプール療法など、五感を刺激することで脳の活性化を図るような手法が数多くあります。療育指導室では、患者さんが楽しめるイベントを定期的に開催し、新年会や節分、ひな祭りなどの季節感あふれるものから成人式や還暦祝といった人生の節目をともに分かち合うような行事を行っています。
入職1年目から、夏期・冬期の行事企画・運営を担当。音楽やアロマなど沖縄のイメージで統一した演出、クリスマスの期間を長く楽しめるように数回に分けてイベントを開催したりなど、自分なりに工夫して実施することができました。これからも、よりよい療育支援が提供できるように、どんどん自分から発信して新しい企画提案を行っていきたいと考えています。
若手のうちから責任をともなう立場を任されるのは大変ではありますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。何より、患者さんの笑顔に触れて、心がつながっていることを実感する瞬間は最高の喜び。患者さんの毎日が、できるだけ快適になるように精一杯支援したい。
そんな想いで、頑張っているところです。

恵まれた職場環境のなかで働ける喜びを糧に、さらに努力したいと思います。

療育指導室には、新卒だけでなく、私のように中途採用で入職した先輩が多く在職しているのが特徴です。教員をしていたり、幼稚園で働いていたりと、多様なバックグラウンドを持っているため、いろいろなことを相談できるので助かっています。職場環境に恵まれていることで、充実した毎日を過ごせていると感じます。
有給休暇を取りやすいのも、大きなポイントです。今、一番の楽しみは、大好きなディズニーランドに行くこと。「あと何日でディズニーに行ける!」とのワクワク感をモチベーションに、業務に力を注いでいるところです。
国立病院機構は各制度が充実し、女性が働きやすい環境が整えられています。そのため、多くの先輩方が、産休や育休を取得した後に元の職場に復職しています。子どもは、今はいませんが、私が母親となっても、保育士としての勤務と両立させながら活躍し続ける。そんな目標を掲げて、精一杯、努力していきたいと思います。

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